前回の記事でCGFNSに申請すると記載しましたが、漠然過ぎてどのように進んでいくのかイメージがつかないと思うでの、今回は大まかな流れについて説明したいと思います。
・こちらから ↓、流れに沿ってCGFNSに登録します。
https://start.cgfns.org/?ref=www_home_register ←Applicantsの方をクリックします。
ここでは、学歴や職歴について詳しく記載します。すべての項目を入力し終えると、クレジットカードで申請料を支払います。
・支払い完了後、記載しなければならないフォーマットをダウンロード、印刷します。こちらのフォーマットは、厚生労働省や看護学校に記載してもらい、各機関から直接CGFNSへ郵送してもらわなければなりません。そのため、各機関へ厚生労働省、卒業校など各機関に問い合わせをし、必要な書類を準備してもらいます。厚生労働省は春シーズンが忙しく書類準備に2~3か月掛かることもあるようです。私は1カ月ほどで郵送してもらうことができました。
私がここで一番苦戦したことはBreakdownの作成です。Breakdownとは、決められた項目に沿って、自分がこれまでに看護学校で取得した単位を分類します。これは看護学校に記載してもらうフォーマットの一部になります。看護学校や看護大学によっては、先生方が分類して記載してくれるところもありますが、私の場合は断られてしまったので、自分で振り分けを行い、看護学校に記載してもらいました。
例としてこのように分類します。ここで注意しなければならないことは、赤字の合計時間が少なすぎるとアメリカが求める履修時間に満たないと判断されてしまい、審査にパスしないこともあります。
またMaternal/Infantのところはすべての母性看護が入っていますが、その上のAdult-Surgical nursingでは、成人看護Ⅲが30単位あるうちの20単位を入れて、残りの10単位は他の項目に振り分けしています。このように、1つの科目であってもそれらをシラバスの内容によって細かく振り分けしているのです。
しかし、振り分け基準が明確に存在するわけではなく、個々に任せられているためシラバスを読み込みながら、各項目の合計時間が極端に少ないところがないようにしなければならないため、時間も掛かりました。